ニコンは米ラスベガスで2016年1月6日から世界最大の家電見本市「CES 2016」においてFXフォーマットのNikon D5とDXフォーマットのNikon D500を同時発表しました。
DXフォーマットのフラッグシップ機の発売は、2009年08月28日に発売されたNikon D300Sから2016年4月末発売予定のこのD500まで約6年間もあいたことになります。
クルマの世界ではNSXなど10年ぶりのフルモデルチェンジは珍しくないのですが、歴史が浅くモデルチェンジサイクルの短いデジタルカメラで6年は異例です。AF/AEモジュールや6世代進化した画像処理エンジンなど同じモジュールはひとつもなく総とっかえで、AF/AEモジュールなどNikon D5で刷新された共通モジュールが多いのも特長です。今回のようなFX/DXフォーマットのフラッグシップ機の同時発表は2007年に発売したNikon D3とNikon D300の再来です。
またニコンの型番は欠乏気味なのにD400ではなくD500と命名しました。これはNikon D5とAFや画像エンジンなど共通モジュールが多いためなのでしょう。おかげで3桁型番はD+400と900しかなくなりましたしD900はD800の次なのでしょうし、DXフォーマットの3桁型番は事実上このD500で打ち止めです。そのうちCOOLPIXシリーズのように命名規則をA+に変えてきそうです。
しかし、ニコンのここ数年のFXフォーマット機の発売ラッシュが一段落がつき、「FXばっかり売ってどーする」と気がついたのか、あるいは2015年1〜12月累計の前年比台数ベースで-15.3%とデジカメ市場が縮小する中で、大手で唯一のカメラが主業な“カメラメーカー"であるニコンが大事にしなければならないユーザーは、「D300後継機」を望むユーザーだと気付いたのでしょう。(^^;)
未だにアサヒカメラ 2016年4月号のフォトコンテストで2作品がNikon D300が受賞していますし、痩せても枯れてもそのシャッターのキレは未だに一級品で愛用ユーザーが多いです。
月産台数20万台と数が出ていた入門機はスマホや安価でその延長線上なミラーレス機に浸食されています。だったらNikon D300を買うような絶滅危惧種なプロシューマ(ハイアマチュア + プロ)も大事にすべきと思います。その答えがこのNikon 500なのでしょう。
公式には日経トレンディネット
“「D5用に開発した153点のAFセンサーのデキがとてもよかったから。これをDXフォーマットに搭載すればD5以上に魅力的なカメラになると判断し、D500の製品化に至った”
だそうです
Nikon D500の生産台数は月産20,000台でNikon D810と同数です。Nikon D300Sより10,000台/月も少ないのはモデルチェンジサイクルを考慮すると意外と思います。
Nikon D500の予約時の実売価格(税込)でカメラ本体は233,300円前後です。予約時の実売価格を比較すると、Nikon D300Sは196,200円。Canon EOS 7D Mark IIは202,170円でした。フルサイズになりますがNikon D750が206,550円、Nikon Dfが238,265円でした。
周辺機器で高く感じたのは縦位置グリップこと
Nikon マルチパワーバッテリーパック MB-D17でAmazon.co.jpでは今日(3月30日(水))現在48,595円します。
※表中の実売価格はポイント分を実売価格より減算しました
前面投影面積はNikon D500の幅は147mmでNikon D300Sと同じです。高さは1mmだけNikon D500が高く115mmとなります。DXフォーマットのフラッグシップ機としてワイドなボディは風格すら感じます。
2機種で大きく違うのは奥行きです。Nikon D300Sで最も奥行きがあったのは内蔵フラッシュでしたがNikon D500ではグリップの奥行きが最も深くなっています。
フルサイズのイメージセンサーを搭載するNikon D750よりも若干ですが大きく重たくなっています。
※2 バッテリー本体、メモリーカード、ボディーキャップ、液晶モニターカバーを除く
※3 カメラ本体のみ
前面の印象は変わりました。
デザイン言語はNikon D750からの最新のNikonと同じように、シャッターボタンの位置は高く、グリップは細身になっています。グリップ部の赤いモチーフ(赤舌)は、Nikon D300Sのラバー素材から最新のニコン機と同じプラスチック素材で形状もNikon D5と同じ意匠です。
比較するとマウントは若干上に位置づけられイメージセンサーの取り付け位置はNikon D300Sより上に位置づけられています。Nikon D5と同じAFモジュールがボディ下部に配置されているためでしょう。
ペンタ部はDXフォーマット機で初めて内蔵フラッシュを省いてきました。内蔵フラッシュは発光部だけでなくコンデンサーが場所を大きく占めます。そのトレードオフとしてコマンダー機能としても利便性があった内蔵フラッシュがなくなった点は残念です。
またAF補助光も省かれました。AF感度が大幅に向上したためなのでしょう。
ペンタ部の奥行きがなくなったことでPC-Eレンズを装着した際の利便性がアップした点をありがたる人もいるでしょう。
まずは軍艦部右部のコマンドダイヤル上のボタンはNikon D300S/D4では3つでしたが、D500では4ボタンに増えました。同じ4ボタンであってもNikon D810やNikon D5とは割り当てられている機能は異なります。例えば鳥撮りはファインダーを覗いたままでボタンを見ずにブラインド操作で押下することがありますから4ボタンの機能は同一世代は同じである方が個人的には望ましいと思います。
シャッターボタン周辺のボタンは、D300Sが[MODE][露出補正]の2ボタン、D500は[動画][ISO感度][露出補正]の3ボタンになりNikon D5と共通化となりました。人差し指はシャッターボタンに固定しておきたいと思っていますし、個人的にはISO感度はAUTOで使っています。頻繁にISOを手動で切り替える方では無いですが、シュッタースピードを気にせず静物を撮る機会が多いユーザーは一等地に[ISO感度]ボタンがあるNikon D500は良いのではないかとも思います。
背面で目につくのは丸型アイピースです。丸型アイピースはニコンではフィルム時代からフラッグシップ機の証でした。最近ではNikon D8XX系も丸形アイピースを採用し敷居が低くなったとはいえ憧れの丸型アイピースがDXフォーマット機のNikon D500に採用されただけで心が高まるのもです。
次の特長はAF測距点移動用にサブセレクターとしてジョイステックを採用したした点です。親指の動線も短くなりグリップを維持したまま操作できます。
丸形アイピースとともにボタン類はニコン伝統の全て丸形で統一されデザインの統一感が濃くなり、そのボタンの間隔も適度にあき手袋装着時でも操作感を失うことはありません。
そして背面の各ボタンの多くの部分はNikon D5と共通なのも良い点だと思います。
接眼部にニコンユーザー憧れの丸型アイピースを採用しDXフォーマット機初のアイピースシャッターも搭載しています。
ただしアイピースはNikon D5のように取り外しはできません。
ファインダー内の情報表示にはもはや伝統ともいえる有機EL表示素子を採用し明るい屋外でも高い視認性を確保しました。アイポイントは16mm(接眼レンズ面中央から)。
またシャッターを切ったときのブラックアウトの時間を短縮する対策もとられています。
AFモジュールからのデータ処理はNikon D300などこれまでは他のカメラでは他機能とも共用していたマイコンを使用していましたが、Nikon D500ではAF専用エンジン(シーケンス制御マイコン)を新たに搭載し複数の処理を並行して実行することで、演算処理、制御を総合的に高速化しました。
このまだ名前のない専用チップと180KピクセルRGBセンサー詳細な解析を効率よく連携させた結果、かつてない動体捕捉力を発揮し、約10コマ/秒の高速連続撮影時にも、動きの変化が激しい被写体に的確にAF追従させ、狙った位置により正確にピントを合わせる動体捕捉力と安定したAF精度を発揮します。
Nikon D300の時代のAFモジュールはD3と別のマルチCAM 3500DXでしたが、Nikon D500ではNikon D5と同じマルチCAM 20Kオートフォーカスセンサーモジュールを搭載しました。
サブミラーを大型化し、153点の測距点で特に横方向の測距点が2個ほど広く位置づけられました。こうなると縦方向も広がって欲しいと贅沢に思うのですがそれはAFモジュールが大きくなりカメラ筐体が大きくなるのでしょう。
さらにクロスセンサーも15点から99点と増えています。
99点のクロスセンサーも、中央部と周辺部に効率よく配置しています。
F5.6超〜F8未満は37点(選択可能17点)が対応しました。さらにF8の光束に対応は15点(選択可能9点)。中央の5点(選択可能1点)がクロス測距対応となっています。テレコンバーター使用時にも 高いAF性能を発揮します。
他社機では中央1点だけ-3EVなものもありますが、ニコンは周辺のAF測距点であっても-3EVに対応しています。
そのため低輝度下やコントラストの低い被写体でもAFが可能になりました。最高常用感度ISO 51200の高感度性能とともにこれまで撮れなかった撮影シーンでも撮影領域がさらに拡がります。
Nikon D5と同じ最新の画像処理エンジンEXPEED5が高い演算処理能力を発揮します。
これまでNikon D300Sでマルチパワーバッテリーを装着時に8コマ/秒まででしたが、画像処理エンジンをD300SのEXPEEDから「EXPEED 5」へ進化させたり、シャッターモジュールを刷新し、ミラーボックスにステッピングモーターを採用することにより、ニコンのDXフォーマット最速の10コマ/秒※1を実現しました。
※1 AFモードがAF-C、1/250秒以上のシャッタースピード、電源が「EN-EL15」で、その他が初期設定のとき。
10コマ/秒といえば他社機でも実現していますが、それはセンサーサイズが業界標準より約1割小さななんちゃって?APS-Cということも考慮すべきですし、シャッタースピードが早くないと最高のコマ速が出ないなどカタログスペック重視のカメラとは違います。
※Nikon D500の常用感度 ISO 100〜51200
※Nikon D300の常用感度 ISO 200〜3200
4Kでの微速度撮影機能(記録時間は 最長3分)も可能です。
フルHD時には、NIKKORレンズのVR(光学手ブレ補正機能)と電子手ブレ補正機能との併用可能です。また白トビ・黒ツブレを低減するアクティブD-ライティング機能が使用可能です。
ただしカード読み取り機を使用せず直接Nikon D500のUSB 3.0でパソコンに接続も可能です。
レガシーインターフェイスのCFカードを廃止し、これまでNikon D4/D4s/D5だけの採用であったXQDカードは4K対応の動画や連続撮影枚数200コマへの対応のためと思います。
またSDカードはUHS-IIタイプに改良されました。
今後、ニコンはBluetooth low energyを搭載していくとのこと。
対応するスマホはAndoridとiOSでSnapBridgeが無償提供される。
1. PRESS RELEASE/報道資料
- 「D5」と同等の153点AFシステムなど、高い性能を小型・軽量ボディーに凝縮したDXフラッグシップモデルデジタル一眼レフカメラ「ニコン D500」を発売
- プロフェッショナルの撮影領域を拡大する次世代フラッグシップモデル デジタル一眼レフカメラ「ニコン D5」を発売
2. フルモデルチェンジ
Nikon D5は2015年11月18日開発中であることが公表されていましたがNikon D500はCES 2016で唐突に発表されました。DXフォーマットのフラッグシップ機の発売は、2009年08月28日に発売されたNikon D300Sから2016年4月末発売予定のこのD500まで約6年間もあいたことになります。
カメラ | 発売日 |
---|---|
Nikon D300 | 2007/11/23 |
Nikon D300S | 2009/08/28 |
Nikon D500 | 2016年4月下旬 |
クルマの世界ではNSXなど10年ぶりのフルモデルチェンジは珍しくないのですが、歴史が浅くモデルチェンジサイクルの短いデジタルカメラで6年は異例です。AF/AEモジュールや6世代進化した画像処理エンジンなど同じモジュールはひとつもなく総とっかえで、AF/AEモジュールなどNikon D5で刷新された共通モジュールが多いのも特長です。今回のようなFX/DXフォーマットのフラッグシップ機の同時発表は2007年に発売したNikon D3とNikon D300の再来です。
またニコンの型番は欠乏気味なのにD400ではなくD500と命名しました。これはNikon D5とAFや画像エンジンなど共通モジュールが多いためなのでしょう。おかげで3桁型番はD+400と900しかなくなりましたしD900はD800の次なのでしょうし、DXフォーマットの3桁型番は事実上このD500で打ち止めです。そのうちCOOLPIXシリーズのように命名規則をA+に変えてきそうです。
フルモデルチェンジの概要
- 高速性向上
約10コマ/秒、14ビット記録ロスレス圧縮RAWで最大200コマの高速連続撮影を実現 - 優れた光学ファインダー
153点の測距点 (99点のクロスセンサーを含む)、倍率約1倍、視野率約100%、対角で約30.8°のAPS-Cフォーマット機史上最大の広い視野角を実現 - 機動力向上
軽量化を実現したカーボンモノコック構造、チルト可動の高精細な3.2型タッチパネル約236 万ドット高機能高解像画像液晶モニター、Wi-FiやBluetoothを内蔵。カメラとスマートフォンをシームレスにつなぐアプリ「SnapBridge」にも対応しNikon D500で撮影した写真のスマートデバイスへの自動送信や、スマートデバイスからのリモート撮影、日時・位置情報の自動同期などが行えます
- 高画質・高感度
有効画素数2088万画素・光学ローパスフィルターレス仕様の新開発ニコンDXフォーマットCMOS センサーを搭載。新画像処理エンジン EXPEED 5を搭載そ、最高常用感度ISO 51200を実現し、Hi 5(ISO 1640000相当)までの拡張も可能。一眼レフ史上初の4K動画に対応
最初に思ったこと
Nikon D300/D300Sユーザーとしては、さすがに6年も放置されていると「市場が変わった」「ニコンも変わった」と言い訳し、かといってD7000シリーズには下がりたくないとNikon D300の後継機は諦めFXの安いヤツとか他社のフラッグシップへ現実逃避しました。しかし、ニコンのここ数年のFXフォーマット機の発売ラッシュが一段落がつき、「FXばっかり売ってどーする」と気がついたのか、あるいは2015年1〜12月累計の前年比台数ベースで-15.3%とデジカメ市場が縮小する中で、大手で唯一のカメラが主業な“カメラメーカー"であるニコンが大事にしなければならないユーザーは、「D300後継機」を望むユーザーだと気付いたのでしょう。(^^;)
未だにアサヒカメラ 2016年4月号のフォトコンテストで2作品がNikon D300が受賞していますし、痩せても枯れてもそのシャッターのキレは未だに一級品で愛用ユーザーが多いです。
月産台数20万台と数が出ていた入門機はスマホや安価でその延長線上なミラーレス機に浸食されています。だったらNikon D300を買うような絶滅危惧種なプロシューマ(ハイアマチュア + プロ)も大事にすべきと思います。その答えがこのNikon 500なのでしょう。
公式には日経トレンディネット
“「D5用に開発した153点のAFセンサーのデキがとてもよかったから。これをDXフォーマットに搭載すればD5以上に魅力的なカメラになると判断し、D500の製品化に至った”
だそうです
生産台数
Nikon D500の生産台数は月産20,000台でNikon D810と同数です。Nikon D300Sより10,000台/月も少ないのはモデルチェンジサイクルを考慮すると意外と思います。
カメラ | 当初月産生産台数 |
---|---|
Nikon D300 | 60,000 |
Nikon D300S | 30,000 |
Nikon D500 | 20,000 |
予約時の実勢価格
例によってオープン価格です。レンズキットは AFS DX NIKKOR 16-80mm F/2.8-4E ED VRが同梱され予約時の実売価格は306,180円前後です。Nikon D500の予約時の実売価格(税込)でカメラ本体は233,300円前後です。予約時の実売価格を比較すると、Nikon D300Sは196,200円。Canon EOS 7D Mark IIは202,170円でした。フルサイズになりますがNikon D750が206,550円、Nikon Dfが238,265円でした。
周辺機器で高く感じたのは縦位置グリップこと
Nikon マルチパワーバッテリーパック MB-D17でAmazon.co.jpでは今日(3月30日(水))現在48,595円します。
店名 | 実売価格 (円) | |
---|---|---|
ヨドバシドットコム | 233,262 | |
Amazom.co.jp | 233,270 | |
楽天市場 | 233,199 | |
カメラのキタムラ | 233,270 | |
ヤマダウェブコム (ヤマダ電機) | 231,991 | |
ニコンダイレクト (ニコン直営店) | 259,200 |
3. デザイン
前面投影面積はNikon D500の幅は147mmでNikon D300Sと同じです。高さは1mmだけNikon D500が高く115mmとなります。DXフォーマットのフラッグシップ機としてワイドなボディは風格すら感じます。
2機種で大きく違うのは奥行きです。Nikon D300Sで最も奥行きがあったのは内蔵フラッシュでしたがNikon D500ではグリップの奥行きが最も深くなっています。
フルサイズのイメージセンサーを搭載するNikon D750よりも若干ですが大きく重たくなっています。
カメラ | サイズ (幅×高さ×奥行きmm) | 質量 (g) |
---|---|---|
Nikon D300S | 147.0 × 114.0 × 74.0 | 840 ※2 |
Nikon D500 | 147.0 × 115.0 × 81.0 | 760 ※3 |
Nikon D750 | 140.5 × 113.0 × 78.0 | 750※3 |
Nikon D810 | 146.0 × 123.0 × 81.5 | 880※3 |
※2 バッテリー本体、メモリーカード、ボディーキャップ、液晶モニターカバーを除く
※3 カメラ本体のみ
デザイン フロント
前面の印象は変わりました。
デザイン言語はNikon D750からの最新のNikonと同じように、シャッターボタンの位置は高く、グリップは細身になっています。グリップ部の赤いモチーフ(赤舌)は、Nikon D300Sのラバー素材から最新のニコン機と同じプラスチック素材で形状もNikon D5と同じ意匠です。
比較するとマウントは若干上に位置づけられイメージセンサーの取り付け位置はNikon D300Sより上に位置づけられています。Nikon D5と同じAFモジュールがボディ下部に配置されているためでしょう。
ペンタ部はDXフォーマット機で初めて内蔵フラッシュを省いてきました。内蔵フラッシュは発光部だけでなくコンデンサーが場所を大きく占めます。そのトレードオフとしてコマンダー機能としても利便性があった内蔵フラッシュがなくなった点は残念です。
またAF補助光も省かれました。AF感度が大幅に向上したためなのでしょう。
ペンタ部の奥行きがなくなったことでPC-Eレンズを装着した際の利便性がアップした点をありがたる人もいるでしょう。
デザイン トップ
まずは軍艦部右部のコマンドダイヤル上のボタンはNikon D300S/D4では3つでしたが、D500では4ボタンに増えました。同じ4ボタンであってもNikon D810やNikon D5とは割り当てられている機能は異なります。例えば鳥撮りはファインダーを覗いたままでボタンを見ずにブラインド操作で押下することがありますから4ボタンの機能は同一世代は同じである方が個人的には望ましいと思います。
カメラ | コマンドダイヤル |
---|---|
Nikon D300S |
|
Nikon D500 |
|
Nikon D810 |
|
Nikon D5 |
|
シャッターボタン周辺のボタンは、D300Sが[MODE][露出補正]の2ボタン、D500は[動画][ISO感度][露出補正]の3ボタンになりNikon D5と共通化となりました。人差し指はシャッターボタンに固定しておきたいと思っていますし、個人的にはISO感度はAUTOで使っています。頻繁にISOを手動で切り替える方では無いですが、シュッタースピードを気にせず静物を撮る機会が多いユーザーは一等地に[ISO感度]ボタンがあるNikon D500は良いのではないかとも思います。
デザイン 背面
背面で目につくのは丸型アイピースです。丸型アイピースはニコンではフィルム時代からフラッグシップ機の証でした。最近ではNikon D8XX系も丸形アイピースを採用し敷居が低くなったとはいえ憧れの丸型アイピースがDXフォーマット機のNikon D500に採用されただけで心が高まるのもです。
次の特長はAF測距点移動用にサブセレクターとしてジョイステックを採用したした点です。親指の動線も短くなりグリップを維持したまま操作できます。
丸形アイピースとともにボタン類はニコン伝統の全て丸形で統一されデザインの統一感が濃くなり、そのボタンの間隔も適度にあき手袋装着時でも操作感を失うことはありません。
そして背面の各ボタンの多くの部分はNikon D5と共通なのも良い点だと思います。
- シャッターボタン周りのボタンレイアウト
- 画像モニター左の5つのボタンとFnボタン
- フォーカスポイント選択にも使用できるサブセレクター
- DXフォーマットモデルで初めて採用したボタンイルミネーション
最新モニター
上向き最大約90度から下向き最大約75度までの広い範囲で自由な角度にチルトできる3軸ヒンジ構造でチルト可動式の約236万ドット高精細タッチパネを採用しています。タッチパネルを採用したことによりタッチAFやタッチシャッター(静止画撮影時)、再生時にはゲージをなぞることで高速に画像を切り替えられる新機能「フレームアドバンスバー」も可能です。たぶんご老体(笑)にはなんのこっちゃでしょう。ライブビュー
ニコン一眼レフの最大の短所がライブビュー時はコントラストAFである点だと思います。ニコンのコントラストAFは他社機と比較してやや早い方式といえますが「デュアルピクセルCMOS AF」など他社の位相差AF方式と比較すればジーコ・ジーコ型の所詮コントラストAFです。Nikon 1シリーズでは世界最速クラスの撮像面位相差AFを実現していますからニコンに技術の蓄積はあると思います。撮像面位相差AFの高い消費電力や画素補完とのトレードオフを嫌って一眼レフにも採用しないと思います。しかし将来的にはなんらかの対策が必要ととも思えます。個人的にはバッテリーやメモリーカードの容量をくう動画はホットシューにNikon 1を載っけて撮っていますから一眼レフの動画機能はさほど重要視していません。(^^;)ファインダー
標準的なAPS-Cフォーマットのイメージセンサーの広さで視野率約100%、ファインダー倍率約1.0倍(35mm判換算 0.67倍)、さらにAPS-Cフォーマットの一眼レフとして史上最大の対角視野角約30.8度の広い視野角を実現しています。接眼部にニコンユーザー憧れの丸型アイピースを採用しDXフォーマット機初のアイピースシャッターも搭載しています。
ただしアイピースはNikon D5のように取り外しはできません。
ファインダー内の情報表示にはもはや伝統ともいえる有機EL表示素子を採用し明るい屋外でも高い視認性を確保しました。アイポイントは16mm(接眼レンズ面中央から)。
またシャッターを切ったときのブラックアウトの時間を短縮する対策もとられています。
4. 機能
AF(オートフォーカス)
Nikon D500が大きく進化・向上したと感じるのはAF性能です。AF専用エンジンを新しく搭載した
AFモジュールからのデータ処理はNikon D300などこれまでは他のカメラでは他機能とも共用していたマイコンを使用していましたが、Nikon D500ではAF専用エンジン(シーケンス制御マイコン)を新たに搭載し複数の処理を並行して実行することで、演算処理、制御を総合的に高速化しました。
このまだ名前のない専用チップと180KピクセルRGBセンサー詳細な解析を効率よく連携させた結果、かつてない動体捕捉力を発揮し、約10コマ/秒の高速連続撮影時にも、動きの変化が激しい被写体に的確にAF追従させ、狙った位置により正確にピントを合わせる動体捕捉力と安定したAF精度を発揮します。
AFモジュールはNikon D5と同じマルチCAM 20Kを搭載
Nikon D300の時代のAFモジュールはD3と別のマルチCAM 3500DXでしたが、Nikon D500ではNikon D5と同じマルチCAM 20Kオートフォーカスセンサーモジュールを搭載しました。
サブミラーを大型化し、153点の測距点で特に横方向の測距点が2個ほど広く位置づけられました。こうなると縦方向も広がって欲しいと贅沢に思うのですがそれはAFモジュールが大きくなりカメラ筐体が大きくなるのでしょう。
さらにクロスセンサーも15点から99点と増えています。
99点のクロスセンサーも、中央部と周辺部に効率よく配置しています。
F5.6超〜F8未満は37点(選択可能17点)が対応しました。さらにF8の光束に対応は15点(選択可能9点)。中央の5点(選択可能1点)がクロス測距対応となっています。テレコンバーター使用時にも 高いAF性能を発揮します。
超高感度
マルチCAM 20Kオートフォーカスセ ンサーモジュールのAF検出範囲は Nikon D300Sの-1 〜 +19EVから-4 〜 +20EVと大きく向上しました。他社機では中央1点だけ-3EVなものもありますが、ニコンは周辺のAF測距点であっても-3EVに対応しています。
そのため低輝度下やコントラストの低い被写体でもAFが可能になりました。最高常用感度ISO 51200の高感度性能とともにこれまで撮れなかった撮影シーンでも撮影領域がさらに拡がります。
画像処理エンジン EXPEED 5
Nikon D5と同じ最新の画像処理エンジンEXPEED5が高い演算処理能力を発揮します。
- 撮像素子から高速で読み出されるデータを高速処理し約10コマ/秒の高速連続撮影を実現
- 新しい画像処理アルゴリズムで、ダイナミックレンジの広い情報を豊かな情報量を維持しながら包括的に高速処理します
- 新たなノイズ低減アルゴリズムによって、鮮鋭感を保ちながらノイズを低減します。
- 微妙なグラデーションも、今まで以上に滑らかな階調表現で描写します。
- 4KUHD(3840×2160)/30p動画を可能にします。
コマ速10コマ/秒を達成
これまでNikon D300Sでマルチパワーバッテリーを装着時に8コマ/秒まででしたが、画像処理エンジンをD300SのEXPEEDから「EXPEED 5」へ進化させたり、シャッターモジュールを刷新し、ミラーボックスにステッピングモーターを採用することにより、ニコンのDXフォーマット最速の10コマ/秒※1を実現しました。
※1 AFモードがAF-C、1/250秒以上のシャッタースピード、電源が「EN-EL15」で、その他が初期設定のとき。
10コマ/秒といえば他社機でも実現していますが、それはセンサーサイズが業界標準より約1割小さななんちゃって?APS-Cということも考慮すべきですし、シャッタースピードが早くないと最高のコマ速が出ないなどカタログスペック重視のカメラとは違います。
200コマ撮り続けられる
XQDメモリーカード使用時(Lexar Professional 2933x XQD 2.0(64GB))に、14bit ロスレス圧縮RAW(サイズL)で最高200コマまでの連続撮影が可能となっています。ISO 1640000 (164万)対応
Nikon D300Sでは拡張ISO感度は ISO 6400まででしたが、Nikon D500ではISO 1640000まで対応しています。これまでニコンは拡張ISO感度は“渋ちん"でしたが高ノイズであっても設定できず撮れないよりは撮れる方が“良"であると方向転換したように思います。夕暮れにしか飛ばないハイイロチュウヒなどの鳥撮りでもより余裕あるシャッタースピードでブレずに撮れる方がありがたいです。※Nikon D500の常用感度 ISO 100〜51200
※Nikon D300の常用感度 ISO 200〜3200
4K対応の動画
一眼レフとして初めて4K UHD (3840×2160) 30p/25p/24pで最長29分59秒記録できます。またHDMIケーブルを接続し、同時出力で外部モニターに表示したり、非圧縮動画を外部レコーダーに記録したりすることもできます。4Kでの微速度撮影機能(記録時間は 最長3分)も可能です。
フルHD時には、NIKKORレンズのVR(光学手ブレ補正機能)と電子手ブレ補正機能との併用可能です。また白トビ・黒ツブレを低減するアクティブD-ライティング機能が使用可能です。
XQDカードとSDメモリーカードのダブルスロット
Nikon D300/D300SのCFカード+SDメモリーカード対応のダブルスロットからNikon D500のXQDカード+SDメモリーカード対応のダブルスロットと賛否両論のCFカードからXQDカードスロットを搭載してきました。これまで使用してきたCFカードが使えなくなりメモリーカード読み取り機もXQDカード対応にする必要があります。ただしカード読み取り機を使用せず直接Nikon D500のUSB 3.0でパソコンに接続も可能です。
レガシーインターフェイスのCFカードを廃止し、これまでNikon D4/D4s/D5だけの採用であったXQDカードは4K対応の動画や連続撮影枚数200コマへの対応のためと思います。
またSDカードはUHS-IIタイプに改良されました。
Bluetooth low energy
スマートフォンとはBluetooth low energyでも接続しながらも必要に応じて無線LANで接続し写真データをスマホに転送できます。今後、ニコンはBluetooth low energyを搭載していくとのこと。
対応するスマホはAndoridとiOSでSnapBridgeが無償提供される。
ワイヤレストランスミッター 「WT-7」を用意
高速の画像転送が可能なNikon D500用のワイヤレストランスミッター「WT-7」を用意し、プロフェッショナルのニーズに応えます。Nikon D500に装着・接続して写真や動画ファイルを有線LAN/無線LANでパソコンやFTPサーバーへ転送できます。また、Nikon D500を無線LANアクセスポイントとして使用し、パソコンやスマートフォンと直接接続することも可能です。製品情報
Nikon D500:プロモーションムービー
Nikon D500:“EXPOSURE" メイキング映像
【レキサーXQD徹底検証】ニコン Nikon D500編〜
Nikon D300SとD500の仕様比較
仕様 | Nikon D300S | Nikon D500 |
---|---|---|
発表日(国内) | 2009/07/30 | 2016/01/06 |
発売日 | 2009/08/28 | 2016年4月下旬
( |
モデルチェンジサイクル | 644日 | 2417日 |
予約時実売価格(税込), | 196,200円 | 233,270円 |
当初月産生産台数 | 30,000 | 20,000 |
製造国 | タイ | |
三脚穴の位置 | ○ | |
レンズキット | AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR II AF-S DX NIKKOR 16-85mm f/3.5-5.6G ED VR | AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR |
画像処理エンジン | EXPEED | EXPEED 5 |
ボディカラー | ブラック | |
ボディ素材 | マグネシウム合金 | 高剛性炭素繊維複合素材 とマグネシウム合金 |
防塵・防滴 | ○ | |
バッテリーグリップ | MB-D10 | MB-D17 |
操作性 | ○ | |
重量(本体のみ) | 840 (バッテリー本体、メモリーカード、ボディーキャップ、液晶モニターカバーを除く) | 760 |
サイズ(mm) | 147.0 × 114.0 × 74.0 | 147.0 × 115.0 × 81.0 |
体積) | 1,240,092) | 1,369,305 |
撮影可能コマ数 (CIPA基準) | 950 | 1240 |
バッテリー | EN-EL3e | EN-EL15 |
内蔵フラッシュガイドナンバー | 17 | × |
液晶モニター | 3型低温ポリシリコンTFT液晶 視野角170° 視野率約100% 明るさ調整可能 | 3.2型 チルト式 タッチパネル 視野角170度 視野率100% 明るさ調整可能 |
画素数 (万ドット) | 92 | 236 |
電子水準器 | 水平のみ シャッターを半押ししてもキャンセルされない | ○ |
メディアスロット | CF × SD | XQD × SD (UHS-Ⅱ規格) |
RAW記録サイズ | - | L/M/Sサイズ |
Wi-Fi | × | ○ |
GPS | オプション | |
音声入力 | × | 内蔵ステレオ、外部ステレオ |
ヘッドホン出力 | × | ○ |
ファインダー 方式 | アイレベル式ペンタプリズム使用一眼レフレックス式ファインダー | |
ファインダースクリーン | B型クリアマットスクリーンII | |
ファインダー視野率 | 約100% | |
ファインダー倍率 | 0.94 | 1.00 |
ファインダー倍率 (35mm判換算) | 0.627 | 0.667 |
アイポイント (mm) | 19.5 | 16.0 |
視度調整範囲 | -2 〜 +1 | |
アイピース | 角形 | 丸形 |
イメージセンサー 有効画素数 (メガピクセル) | 12.3 | 20.88 |
イメージセンサー サイズ (mm) | 23.6 × 15.8 | 23.5 × 15.7 |
イメージセンサー 体積 (㎡) | 372.88 | 368.95 |
実撮影画角 (倍) | 1.5 | |
画素数(ピクセル) | 4288 × 2848 | 5568 × 3712 |
画素ピッチ (μm) | 5.50 | 4.22 |
光学ローパスフィルター | 有 | 無 |
AF(オートフォーカス) センサーモジュール | マルチCAM 3500DX | マルチCAM 20K |
フォーカスエリア | 51 | 153 (選択可 55ポイント) |
クロス測距点 | 15 | 99 |
f/8対応測距点 | × | 15 (選択可 9ポイント) |
AF検出範囲 (公称値 EV) | -1 〜 +19 | -4 〜 +20 |
AF補助光 | ○ (約0.5〜3m) | × |
AFエリアモード | シングルポイントAFモード ダイナミックAFモード(9点、21点、51点) 3D-トラッキング オートエリアAFモード | シングルポイントAFモード ダイナミックAFモード(25点、72点、153点) 3D-トラッキング オートエリアAFモード |
AFサーボモード | AF-S (シングルAFサーボ) AF-C(コンティニュアスAFサーボ) | |
クロップ | × | 対DX1.3×クロップ |
AF微調整 | ○ | AF微調節の設定を自動化(手動設定も可能) |
被写体追従特性の設定 | × | ○ |
光学ファインダーにおける位相差AFでの顔認識 | × | ○ |
AE(露出制御) 分割数 | 1005分割 | 180K |
測光モード | マルチパターン測光 中央部重点測光 (φ6,8,10,13mm,平均に設定可) スポット測光 (φ3mm,AFポイントに連動) | マルチパターン測光 中央部重点測光 (φ6,8,10,13mm,平均に設定可) スポット測光 (φ3.5mm,AFポイントに連動) |
露出補正時 | ±5段 (1/3 , 1/2段 , 1段) | |
ホワイトバランス | オート 電球 蛍光灯 (7種) 晴天 フラッシュ 曇天 晴天日陰 プリセットマニュアル(5件登録可) 色温度設定 (2500K ~ 10000K) いずれも微調整可能 | オート 3種のホワイトバランス「AUTO」 AUTO 0:白を優先する AUTO 1:標準 AUTO 2:電球色を残す 電球 蛍光灯(7種) 晴天 フラッシュ 曇天 晴天日陰 プリセットマニュアル(6 件登録可、ライブビュー時にスポットホワイトバランス取得可能) 色温度設 定2500K ~ 10000K) いずれも微調整可 |
ピクチャーコントロール | スタンダード ニュートラル ビビッド モノクローム それぞれ調整可能、 カスタムピクチャーコントロール登録可能 | スタンダード ニュートラル ビビッド モノクローム ポートレート 風景 フラット いずれも調整可能、カスタムピクチャーコントロール登録可能 |
撮影モード | P:プログラムオート(プログラムシフト可能) S:シャッター優先オート A:絞り優先オート M:マニュアル | |
シーンモード | × | |
スペシャルエフェクト(静止画/動画) | × | |
常用ISO感度 | ISO 200~3200 | ISO 100 - 51200 |
拡張ISO感度 | 100,6400 | 50,164,000 |
アクティブ D-ライティンク | オート、より強め、強め、標準、弱め、しない | |
フリッカーレス撮影機能 | × | ○ |
シャッター スピード | 30 - 1/8000秒,30 - 1/8000秒 | |
レリーズテスト | 15万回 | 20万回 |
レリーズタイムラグ (ms) | 49 | 50 |
連続撮影速度 (コマ/秒) | 8 | 10 |
RAW連続撮影枚数 (14ビット) | 45 | 200 |
フラッシュ同調 シャッタースピード | X=1/250秒 | |
起動時間 | 0.13 | 0.12 |
オートブラケット | AE: 2 〜 9コマ(1/3、1/2、2/3、1ステップ) フラッシュブラケティング: 2 〜 9コマ(1/3、1/2、2/3、1ステップ) ホワイトバランス:2 〜 9コマ(1~3ステップ) アクティブD-ライティング:2 〜 5コマ | AE、フラッシュブラケティング時、撮影コマ数:2~9コマ、補正ステップ:1/3、1/2、2/3、1段ステップ ホワイトバランスブラケティング時、撮影コマ数:2 ~ 9コマ、補正ステップ:1~ 3段ステップ アクティブD-ライティングブラケティング時、撮影コマ数:2 ~5コマ、撮影コマ数が 2コマの場合のみアクティブD-ライティングの効果の度合いをオート、より強め、強め、 標準、弱めから選択可能 |
ライブビュー 静止画撮影 方式 | コントラストAF | |
レンズサーボ | 三脚撮影モード 手持ち撮影モード | シングルAFサーボ(AF-S) 常時AFサーボ(AF-F) マニュアルフォーカス(M) |
AFエリアモード | - | 顔認識AF、ワイドエリアAF、ノーマルエリアAF 、ターゲット追尾AF |
記録画素数/フレームレート | - | 3840×2160(4K UHD):30p/25p/24p、1920×1080:60p/50p/ 30p/25p/24p他 |
ファイル形式 | - | MOV |
映像圧縮方式 | - | H.264/MPEG-4 AVC |
カメラ内編集処理 | D-ライティング 赤目補正 トリミング モノトーン フィルター効果 カラーカスタマイズ 画像合成 |
RAW現像 トリミング リサイズ D-ライティング 赤眼補正 傾き補正 ゆがみ補正 アオリ効果 画像合成 動画編集(始点/終点の設定、選択フレームの保存) カメラ内RAW現像 |
不具合数 (2009年〜) | 20 | |
不具合公開までの日数 | 305 |
なでしこ銘柄
○
アフターサービス,過去9年の平均順位
1.6位
社長,"牛田一雄/td>
東京大学 工学部(偏差値 89)